こんにちは。ぬくにゃんこです🐾
前回の記事では、初めて自分で試行錯誤しながら作った「箱ティッシュカバー」の編み方をご紹介しました。
ありがたいことにたくさんの方に読んでいただけて、本当に嬉しいです…!
見てくださった皆さん、ありがとうございます。
まだ見ていない方はぜひチェックしてみてくださいね🐾
箱ティッシュカバーの編み方記事はこちら⇩
さて、今回ご紹介するのは「猫型の鍋敷き」です!
今回も試行錯誤しながら編んでみたので、編み方のポイントや初心者さんでも丸くきれいに編めるコツを、無料ガイドとしてまとめてみました🧶

大きなお耳がポイントの、可愛い鍋敷きになったにゃ🐾
毎日のご飯作りが楽しくなる、手編みの猫型鍋敷き
今回、私が猫型の鍋敷きを編もうと思ったのは、実は家に鍋敷きがなかったからです(笑)。
今まではお鍋やフライパンを使うたびに、ミトン(鍋つかみ)を下に敷いて代用していました。でも、やっぱり毎回だと地味に不便なんですよね……。

新しく買うくらいなら、せっかくだし、かぎ針編みの『輪編み(円編み)』の練習も兼ねて自分で作ってみよう!
そう思い立ったのがきっかけです。
ただ、普通にまあるく輪編みをするだけなのは、なんだかちょっともったいないなぁ…なんて欲が出てしまいまして。
手元にあった毛糸が優しい薄ピンク色だったので、「なんだかふわふわと可愛らしい色だな」とひらめき、我が家の愛猫・ルナをイメージした可愛いお耳をつけてみることにしました🐾
キッチンにポンと置いてあるだけで、毎日のご飯作りがちょっと楽しくなるような、お気に入りの鍋敷きを目指して制作スタートです!
【失敗談】猫型鍋敷きが理想の形になるまでの試行錯誤
紆余曲折ありながらも完成した今回の猫型鍋敷きですが、実は納得のいく形になるまでには、「編んでは解き、編んでは解き」を繰り返し、たくさんの壁にぶつかっていました…。
前回の箱ティッシュカバーのときも模様や段数でかなり苦戦しましたが、今回も「納得のいくお耳のパーツ」が完成するまでに大苦戦!
初心者の私にとっては想像以上に難易度が高かったです…。
私が何度も頭を抱えながら記録したリアルな失敗の数々を、写真付きで大公開しちゃいます!
丸くならず六角形になる問題
まず、最初にぶつかった壁がこちらです。
きれいな「まんまる(円)」を編んでいたはずなのですが…
段数を重ねていくうちに、なぜかどんどんカクカクしてきて、気づけば立派な「六角形」のようになってしまいました(笑)。


どうして丸く編んでいるのに角ができちゃうの?
不思議に思って調べてみたら、これこそがかぎ針編み初心者が一番陥りやすい罠だったんです。
原因は、毎段まったく同じ位置で「増し目(1つの目に2目編み入れること)」をしていたことでした。
同じ場所でばかり目を増やしていくと、その部分だけがどんどん外側に尖っていってしまい、結果的に角ばった形になってしまうのだそうです。
そこで、「偶数の段では増し目の位置を意識してずらす」という対策をしてみたところ、これが大正解!
本体の円に関しては、この序盤の「角ばり問題」でコツを掴んでからは、嘘のように綺麗なまんまるを編み進めることができました♪
……が!
段数を重ねて円が大きくなっていくにつれて、今度はまた別の「地味に困る問題」が発生してしまったのです。
途中で目数が迷子に…段数マーカーが大活躍!
お耳の形に悩む前、実は本体の円を大きく編み進めている最中にも、ちょっとした”壁”がありました。
編み始めの頃は目数も少なかったので、もし途中で「今何目めだっけ?」となっても、1目目につけた段数マーカーから簡単に数え直すことができていたんです。
ですが今回の作品は、しっかり大きめサイズの「鍋敷き」。
普段作るコースターなどよりも段数がかなり多く、10段目を超えたあたりから、1周の目数が増えすぎて

あれ、今どこまで編んだっけ……?
と迷子になることがぐんと増えてしまいました。
そこで取り入れた工夫が、こちらの「区切りごとのマーカー作戦」です!

円編みは、1周の中に同じ編み方のブロックが6つ並ぶ規則性があります。
そこで、「今編んでいる段数」と同じ目数ごとに段数マーカーを挟んでいく方法を試してみることにしました。
例えば15段目を編んでいる場合なら、“15目ごと”にパチパチとマーカーを付けていくイメージです。
こうすると、1周の中がちょうど6つに区切られ、1目目と最後の目も含めて、合計7個のマーカーが綺麗に並びます。
この方法のおかげで、途中で現在地が分からなくなっても、わざわざ最初から全部数え直す必要がなくなりました。近くの段数マーカーから数え直すだけで、「今ここ!」がすぐ分かるようになったのです🧶
編み直しや数えミスもかなり減って、そこからは一気に編み進めるスピードがアップしました!
耳がぴょこんと飛び出す問題
本体の円がきれいに編めたので、いよいよ今回の本番、“お耳づくり”に挑戦です!
今回は、お耳を別パーツで編んで後から縫い付けるのではなく、本体からそのまま自然に繋がる形で編みたいと考えていました。

とにかく真ん中がシャキッと尖れば、猫耳っぽいきれいな三角形になるのでは……?
と思い、耳にしたい部分の中央だけに、中長編み・長編み・長々編み(長編みよりさらに背の高い編み目)を使って高さを出してみることに。
それ以外の部分は細編みで低めに編み進めれば、なだらかなお耳になるはず……だったのですが――

完成したのが、こちらの形です(笑)。
全体がなだらかに三角形へ繋がっていくイメージだったのですが、実際には中央の高い編み目部分だけが、文字通り「ぴょこん!」と飛び出してしまいました。

なんというか、“猫耳”というより、小さなツノみたいなシルエットにゃ…
理想の可愛い猫耳には程遠いフォルムになってしまい、「これじゃない……!」と即座にほどいて、2回目の挑戦へ進むことにしたのでした。
耳の根元が壁みたいになる問題
1回目の「ぴょこん飛び出し問題」を猛省し、2回目は編み目の高さがなだらかに変化するよう工夫してみました。
細編みと、中央で一番高さを出したい「長編み・長々編み」の目数は固定。
その間を繋ぐ「中長編み」の数をあれこれ調整してみたところ、耳のシルエット自体は理想のきれいな三角形へかなり近づいてきたのです!
「よしよし、今度こそ大成功なのでは!?」と思ったのも束の間――。
次は新たな問題が浮上しました。
それが、お耳の”根元問題”です。
編み始めに鎖編みで立ち上がり、そのまま細編みに繋げていたせいなのか、お耳の両端(根元部分)が、本体の円から”壁”のようにカクッと垂直に立ち上がってしまったのです……。

耳の形そのものはかなり理想に近づいたのに、この根元のカクカク感だけがどうしても気になる……!
本体から自然に生えている猫耳というより、“後から無理やり付けました感”が出てしまい、全体から少し浮いて見えてしまいました。

あともう少しなのに…!
と頭を抱えながら、さらに試行錯誤を続けることに。
※詳しい編み方は後半の「編み方メモ」で紹介しますが、この問題は『お耳の両端を毎段本体へ引き抜き編みしていく』方法にたどり着いたことで、ようやく自然な繋がりを作れるようになりました🐾
準備するもの|私が愛用している道具と毛糸
ここで、私が使用したものをご紹介します🧶

猫型鍋敷きの編み方(目数・段数メモ)
今回は、2本どりの円編みで仕上げていきました。
全体の目数と、段ごとの増やし目のタイミングを表にまとめましたので、ぜひ編むときの参考にしてみてくださいね🐾
なお、今回の編み図は、我が家で愛用している「28cmのフライパン」にぴったりのサイズ(25段目でお耳を入れて完成するサイズ)で作成しています!

今回はパーツを分けずに一気に編み上げるにゃ🐾
途中で糸を切ってパーツを縫い合わせる「とじ・はぎ」の作業がないので、初心者さんでもストレスなく最後まで1本の糸のまま編み切ることができます。
| 段数 | 1ブロックの編み方(増やし目のタイミング) | 1ブロックの目数 | 総目数 |
| 1段目 | わの作り目(細編み6目) | 1目 | 6目 |
| 2段目 | v (すべての目に増やし目) | 2目 | 12目 |
| 3段目 | × v (細編み1目 ➔ 増やし目) | 3目 | 18目 |
| 4段目 | × v × (細編み1目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み1目) | 4目 | 24目 |
| 5段目 | ××× v (細編み3目 ➔ 増やし目) | 5目 | 30目 |
| 6段目 | ×× v ×× (細編み2目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み2目) | 6目 | 36目 |
| 7段目 | ××××× v (細編み5目 ➔ 増やし目) | 7目 | 42目 |
| 8段目 | ××× v ××× (細編み3目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み3目) | 8目 | 48目 |
| 9段目 | ××××××× v (細編み7目 ➔ 増やし目) | 9目 | 54目 |
| 10段目 | ×××× v ×××× (細編み4目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み4目) | 10目 | 60目 |
| 11段目 | ××××××××× v (細編み9目 ➔ 増やし目) | 11目 | 66目 |
| 12段目 | ××××× v ××××× (細編み5目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み5目) | 12目 | 72目 |
| 13段目 | ××××××××××× v (細編み11目 ➔ 増やし目) | 13目 | 78目 |
| 14段目 | ×××××× v ×××××× (細編み6目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み6目) | 14目 | 84目 |
| 15段目 | ××××××××××××× v (細編み13目 ➔ 増やし目) | 15目 | 90目 |
| 16段目 | ××××××× v ××××××× (細編み7目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み7目) | 16目 | 96目 |
| 17段目 | ××××××××××××××× v (細編み15目 ➔ 増やし目) | 17目 | 102目 |
| 18段目 | ×××××××× v ×××××××× (細編み8目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み8目) | 18目 | 108目 |
| 19段目 | ××××××××××××××××× v (細編み17目 ➔ 増やし目) | 19目 | 114目 |
| 20段目 | ××××××××× v ××××××××× (細編み9目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み9目) | 20目 | 120目 |
| 21段目 | ××××××××××××××××××× v (細編み19目 ➔ 増やし目) | 21目 | 126目 |
| 22段目 | ×××××××××× v ×××××××××× (細編み10目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み10目) | 22目 | 132目 |
| 23段目 | ××××××××××××××××××××× v (細編み21目 ➔ 増やし目) | 23目 | 138目 |
| 24段目 | ××××××××××× v ××××××××××× (細編み11目 ➔ 増やし目 ➔ 細編み11目) | 24目 | 144目 |
| 25段目 | ××××××××××××××××××××××× v (細編み23目 ➔ 増やし目) 【※途中で2箇所、お耳を編みます!】 | 25目 | 150目+耳パーツ ★ここで完成! |

最後の段で編む耳の部分の編み方はこちらです⇩
1つ目も2つ目も、編み方は共通です。25段目をぐるりと細編みする途中で、指定の目数(1つ目は51目め、2つ目は87目め付近)にきたら、土台の目の上に往復編みで編み立てていきます。
【編む前の重要準備】
まずは、今回お耳を作るための「1目目(スタート位置)」と「12目め(編み終わりの引き抜き位置)」の、計2箇所に段数マーカーを打ってください。これで編む範囲が明確になりますよ!
【編み進める時の「マーカー付け替え」ルール】
編んでいくうちに、編み地がひっくり返ったり、形が変わったりして「あれ?どこを編むんだっけ?」となりがちです。 迷わないために、毎段、編み終わるたびに以下の3箇所へマーカーを「付け替え」してください♪
- 「1目目」:その段の始まりの目にマーカーを移動。
- 「頂点」:前段で編んだ長々編みの頭(奇数段は1個目、偶数段は2個目)にマーカーを移動。
- 「引き抜き編みをした土台の目」:編み地を固定した土台の目にマーカーを移動。
- 💡 編み方の基本ルール
- 表段(奇数段):端の細編みは3目
- 裏段(偶数段):端の細編みは2目
- 頂点の拾い方:表段は「長々編みの頭」、裏段は「2個目の長々編みの頭」を拾います。
| 段数 | 編み方手順 |
| 1段目(表) | 細編み3 ➔ 中長編み2 ➔ 6目めに【長編み1、長々編み2、長編み1】 ➔ 中長編み2 ➔ 細編み3。 👉 土台の「次の目」に引き抜き1して固定、鎖1で立ち上がりひっくり返す。 |
| 2段目(裏) | 1段目の引き抜き目に細編み3 ➔ 中長編み4 ➔ 「頂点」に【長編み1、長々編み1、長編み1】 ➔ 中長編み4 ➔ 細編み2。 👉 土台の「次の目」に引き抜き1して固定、鎖1で立ち上がりひっくり返す。 |
| 3段目(表) | 引き抜き目からスタート。細編み3 ➔ 中長編み5 ➔ 「頂点」に【長編み1、長々編み2、長編み1】 ➔ 中長編み5 ➔ 細編み3。 👉 土台の「次の目」に引き抜き1して固定、鎖1で立ち上がりひっくり返す。 |
| 4段目(裏) | 引き抜き目からスタート。細編み3 ➔ 中長編み7 ➔ 「頂点」に【長編み1、長々編み1、長編み1】 ➔ 中長編み7 ➔ 細編み2。 👉 土台の「次の目」に引き抜き1して固定、鎖1で立ち上がりひっくり返す。 |
| 5段目(表) | 引き抜き目からスタート。細編み3 ➔ 中長編み8 ➔ 「頂点」に【長編み1、長々編み2、長編み1】 ➔ 中長編み8 ➔ 細編み3。 👉 土台の「次の目」に引き抜き1して固定、鎖1で立ち上がりひっくり返す。 |
| 6段目(裏) | 引き抜き目からスタート。細編み3 ➔ 中長編み10 ➔ 「頂点」に【長編み1、長々編み1、長編み1】 ➔ 中長編み10 ➔ 細編み2。 👉 土台の「次の目」に引き抜き1して固定。(※次が最後!) |
| 7段目(最終) | 6段目の細編み2目目から、引き抜き13目進む。頂点で【長編み1 ➔ 鎖1 ➔ 引き抜き】で耳先を作り、残りを引き抜き14目で下りる。最後、土台に引き抜き編みをして完成! |
きれいに編むためのポイント解説
今回も、編み始める前にぜひチェックしてほしい、ちょっとしたコツをまとめました🐾
◆ 1. 丸くきれいに編む「増し目のルール」
鍋敷きの土台を丸く編むときは、増し目の位置を少しずつずらすだけで、仕上がりが驚くほどきれいな円になります♪
毎段同じ位置で増し目をすると、失敗談でご紹介したように六角形っぽく角ばってしまう原因になります。
詳しい位置は、先ほどの編み方メモ(表)に記載しているので、ぜひ確認してみてくださいね。
また、鍋敷きの大きさは置きたいお鍋やフライパンに合わせて、段数を自由に増減していただいて大丈夫です🐾
◆ 2. マーカーは「相棒」!付け替えを忘れずに
土台を編むときは、目数が少ない段でも必ず「1目目」と「最後の目」に段数マーカーを付けておきましょう。
この位置が分からなくなると、段の終わりや増し目の場所を見失いやすくなってしまいます。
また、お耳作り(往復編み)の際も、編み地をひっくり返しながら進めるため、

今どこを編むんだっけ……?
と迷子になりがちです。
そんなときは、毎段編み終わるたびに次の3か所へマーカーを付け替えるのがおすすめです。

少し手間はかかりますが、この方法のおかげで私は編み直しがかなり減りました🧶
◆ 3. お耳の「引き抜き編み」はリラックスして
お耳を編む途中では、土台へ引き抜き編みをする場面があります。
このとき力を入れてギュッと引き抜いてしまうと、次の段の1目目がとても編みにくくなってしまいます。
引き抜き編みは、
「少しゆるいかな?」と感じるくらい
を意識すると、次の段で針をスムーズに入れやすくなります。
私も最初はきつく編みすぎて苦戦したので、ぜひ意識してみてくださいね🐾
まとめ
今回は、かぎ針編みで作る「猫型鍋敷き」の編み方をご紹介しました🐾
編み物初心者さんには少し難しく感じるお耳の往復編みも、マーカーを「相棒」にして一つずつ編み進めれば、必ず形になります。
お気に入りの色や、触り心地の良い糸で編むのが手編みの一番の醍醐味です。
キッチンの鍋敷きとしてはもちろん、お部屋の壁に飾ったり、我が家のルナのように猫ちゃんと暮らす方へのプレゼントにするのも素敵ですね。
毎日使うものだからこそ、自分で編んだ可愛い猫型アイテムで、食卓を少しだけ賑やかにしてみませんか?

みんなも自分だけの鍋敷きを編んでみてにゃ🐾
ぜひ、あなたの猫型鍋敷きがどんな仕上がりになったか、編み終わった後の達成感も楽しんでくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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